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かじりアト

ややオタク寄り。平凡アラサーOLの独り言

映画「かぐや姫の物語」感想

映画

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http://kaguyahime-monogatari.jp/

 

とても美しい日本の風景に、優しいBGM。
公開当初からTVで告知CMが流れる度に、「これは絶対私が好きなやつだ!絶対観なくては!」と魅了されていたのですが、全編を通して観て、改めてそのタッチに惚れ惚れしてしまいました。絵巻物から飛び出てきたような映像が、懐かしくもどこか新鮮で、心が和みます。

 

ただ、ストーリーについてはいまいち感情移入できず…。映像が素晴らしいだけに、非常に勿体ない印象です。

 

とりあえず、登場人物に好印象な人が一握りしかいないのですよね。嫗と女童はとても素敵なキャラクターだったのですが、それ以外がちょっと…。
あ、でも個人的には相模も結構好きです。あと、車持皇子もそんなに嫌いじゃありません。清々しいほどのクズっぷりが逆に小気味良い感じ。笑

 

逆に、翁はかぐや姫の意向なんて完全無視して、自分の思う“幸せな世界”に向けて暴走するし、捨丸も、最初は結構良いキャラなんて思っていたら、最後、お嫁さんや子供がいるにも関わらず、かぐや姫を連れて逃げたいって…なんでやねん!
かぐや姫かぐや姫で、普段は嫌々ながらも大人しく翁のいうことを聞いているけれど、一度キレたときのキレッぷりが半端ない。他のときにも、ちょいちょい怒って物や植物にあたっているし、情緒不安定すぎるでしょう!そんなに嫌なら、最初から翁とちゃんと話そうよと思ってしまいます。

あ、でも翁が暴走するきっかけとなったのは、月からの黄金や着物といった贈り物でもあったわけで、実は月の住人の手のひらの上で転がされていただけの、可哀想な人なのかもしれないですね。翁は。

 

そしてこの映画のサブタイトルである「姫の犯した罪と罰」。
一度見ただけではいまいちピンとこなかったのですが、↓の解説を読んで、なるほどなぁと納得。

 

spotlight-media.jp

 

とりあえず、もう一度進んで観たい!とはあまり思わない作品でした。期待値が高かっただけにちょっと残念です…。

 

かぐや姫の物語 公式サイト